Windows Server 2016 ADサーバから Windows Server 2022 へ移設(その5:Active Directory動作確認編)

アイキャッチ Windows

前回、Windows Server 2022にActive Directoryのセットアップを行った。

今回は、Windows Server 2016のActive DirectoryとWindows Server 2022にActive Directoryの動作を見ていく。

まずはサーバー名(コンピューター名)を変更する

前回まで、サーバー名を初期設定のまま進んでいて、今後なにかとわかりにくくなると思うので、まずはサーバー名を変更する。

現在の検証環境でのコンピューター名は、
・Windows Server 2016 が、WIN-7QJ8UOODV6B
・Windows Server 2022 が、WIN-M7QTBB5E42F
となっている。

変更後は、
・Windows Server 2016 を、WINSV2016AD
・Windows Server 2022は、WINSV2022AD
とでもしておこうか。

サーバー名(コンピューター名)の変更手順

サーバーマネージャーの左ペインにある「ローカルサーバー」を選択し、右側の「コンピューター名」をクリック

システムのプロパティのコンピューター名タブ内にある「変更」をクリック

メッセージボックスが表示されるが、検証環境なので「OK」をクリック

コンピューター名/ドメイン名の変更で、コンピューター名を新しいコンピューター名を入力して「OK」をクリック

再起動を促されるメッセージが表示されるので「OK」をクリック(自動的に再起動は行われない)

システムのプロパティに戻ってくると「変更はコンピューターの再起動後に有効になります」と警告が出ている。「閉じる」をクリック

変更を適用するために再起動が必要とダイアログが表示されるので「今すぐ再起動する」をクリック

再起動がおこなわれ、なにやらいろいろと処理を行う模様。

再起動が完了し、ログインしてコンピューター名が変更されていることが確認できる。

Windows Server 2022 も変更するが、同じような内容なので省略する。(若干挙動が違った…)

設定直後は、ADのレプリケーション確認コマンド「repadmin /showrepl」とかはエラーがでたりします。エラー発生時は、こんな感じ。

C:\Users\Administrator>repadmin /showrepl

Repadmin: フル DC localhost に対してコマンド /showrepl を実行しています
Default-First-Site-Name\WINSV2016AD
DSA オプション: IS_GC
サイト オプション: (none)
DSA オブジェクト GUID: ef05f378-175b-4e93-bf6d-9a2b9bc02d07
DSA 起動 ID: ef05f378-175b-4e93-bf6d-9a2b9bc02d07

==== 入力方向の近隣サーバー======================================

DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WIN-M7QTBB5E42F (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:28:45 の最後の試行は成功しました。

CN=Configuration,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WIN-M7QTBB5E42F (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
        2025-12-26 11:23:02 の最後の試行は、失敗しました。結果は 8524 (0x214c):
            DNS 参照エラーのため、DSA 操作を続行できません。
        1 回連続で失敗しました。
        最後に成功したのは 2025-12-26 11:17:46 です。

CN=Schema,CN=Configuration,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WIN-M7QTBB5E42F (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
        2025-12-26 11:23:02 の最後の試行は、失敗しました。結果は 8524 (0x214c):
            DNS 参照エラーのため、DSA 操作を続行できません。
        1 回連続で失敗しました。
        最後に成功したのは 2025-12-26 10:46:22 です。

DC=DomainDnsZones,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WIN-M7QTBB5E42F (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:32:49 の最後の試行は成功しました。

DC=ForestDnsZones,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WIN-M7QTBB5E42F (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:32:36 の最後の試行は成功しました。

ソース: Default-First-Site-Name\WIN-M7QTBB5E42F
******* 2025-12-26 11:17:46 以降 1 回の連続のエラー
最後のエラー: 8524 (0x214c):
            DNS 参照エラーのため、DSA 操作を続行できません。

Default-First-Site-Nameが前のままだもの、エラーになるよね。
ping打ったり調べたりしてたんだけど、30分後くらいに実行したらエラーは解消されていた。

C:\Users\Administrator>repadmin /showrepl

Repadmin: フル DC localhost に対してコマンド /showrepl を実行しています
Default-First-Site-Name\WINSV2016AD
DSA オプション: IS_GC
サイト オプション: (none)
DSA オブジェクト GUID: ef05f378-175b-4e93-bf6d-9a2b9bc02d07
DSA 起動 ID: ef05f378-175b-4e93-bf6d-9a2b9bc02d07

==== 入力方向の近隣サーバー======================================

DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WINSV2022AD (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:52:32 の最後の試行は成功しました。

CN=Configuration,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WINSV2022AD (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:52:32 の最後の試行は成功しました。

CN=Schema,CN=Configuration,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WINSV2022AD (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:52:32 の最後の試行は成功しました。

DC=DomainDnsZones,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WINSV2022AD (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:52:32 の最後の試行は成功しました。

DC=ForestDnsZones,DC=nyan,DC=local
    Default-First-Site-Name\WINSV2022AD (RPC 経由)
        DSA オブジェクト GUID: 5bac557f-fb36-4c3d-b1c9-01d04bbd856b
       2025-12-26 11:52:32 の最後の試行は成功しました。

検証

WinSv2022にADをセットアップ後にWinSv2016のユーザーがいるのか?

いた。初回は問題ない模様。

WinSv2016でユーザーを追加するとWinSv2022に追加されるのか?

前の記事でも記載しているが、WinSv2016でユーザーを追加する。

右がWinSv2016で追加操作を実行したほうで、左がWinSv2022でレプリケーションでデータが届いているのがわかる。追加する分にはリアルタイムでレプリケーションされているのかなと。

逆方向のWinSv2022にユーザーを追加するとWinSv2016に追加されるのか?

WinSv2022にユーザーを追加する

WinSv2022からWinSv2016へもほぼリアルタイムでデータが同期される。

WinSv2016でユーザー変更したらWinSv2022に反映される?

一覧の方は変わってないけど、プロパティの内容は同期されている。

あ!もしかして一覧の名前は一覧で変更すればいいのか?

一覧で変更するユーザーを選択して、F2を押下(もしくは、ダブルクリックにならない程度に名前をクリック)すると編集できる。

変更してEnterを押すと、ユーザー名の変更ダイアログが表示されるので「OK」をクリック

これも問題なくリアルタイムで動悸される模様。

WinSv2022でユーザー変更したらWinSv2016に反映される?

WinSv2016でユーザー削除したらWinSv2022に反映される?

削除も少し時間がかかった(1分弱)けど問題なく反映された。

WinSv2022でユーザー削除したらWinSv2016に反映される?

削除も少し時間がかかった(1分弱)けど問題なく反映された。

まとめ

WinSv2016(プライマリー側)からでもWinSv2022(セカンダリー側)からでもレプリケーションされることが確認できた。当たり前といえば当たり前なんだけどどんな動きになるのかは気になるところ。

次回は、Windows Server 2016のADからWindows Server 2022のADへ移行していく。

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